がらり千駄ヶ谷 再び

　以前友達に連れて行ってもらった黒糖焼酎と味噌のお店 がらり千駄ヶ谷 。今度は別の友達を連れて、自分が紹介する側で再訪。こうやって良いお店はクチコミで広がって行くんですね。
　まずは、カンパチのお造りにはじまり、ミョウガの天ぷら、薬味系の野菜をカラッと揚げた天ぷらは旨いです。
　舐め味噌に前回おいしかった 鯛味噌と、今回初めての 梅味噌。甘い鯛味噌に対して、酸っぱい梅味噌が良いアクセントになって、なかなか良い組み合わせ。これを生野菜の蕪、山芋、セロリに付けて食べる。昔セロリにヨーグルトを付けてバリッと食べるＣＭとか見て「ありえない」と思ってたけど、「この苦味もまた良いものだな」とおいしく食べられるようになるとは、大人になったもんだ...。
　続いて 味噌焼きハマグリ。甘口の味噌を塗り、たっぷりの白胡麻を掛けて焼いたもの。炙られた味噌と胡麻が香ばしい。
　その後、鶏ヒザ軟骨の唐揚げ、のどぐろの一夜干し、クリームチーズの燻製、うずら卵の燻製、鮭ハラスの燻製と、この辺からツマミ系に切り替えて...。
　最後シメに 味噌おにぎり と 味噌汁。どちらも全国から取り寄せた十数種類ある自慢の味噌から、お好みの味噌をチョイスして作ってもらえる。ごはんと味噌と海苔の組み合わせが絶品でした。
　今回は、最初から最後まで黒糖焼酎で通す。カウンター越しに焼酎が並ぶお気に入りのお店は、この がらり の他に 高庵 、吟蔵 とあるが、ラベルや瓶のデザインを見ながら「次何にしようかな～」と選ぶのは楽しいです。

GALALI青山

　鼻にバンソウコウで出勤。「どうしたんですか？」って言われる度に、説明するのがタイヘン。「ブログ見て」って言えたら一番手っ取り早いんだけどｗ。
　昨日モヤモヤしていた原因には他にもイロイロ。ここ２、３日手間取っていた自分の仕事も片付き、少し早く帰れそうだったのに、帰り際、バグが出て悩んでたスタッフに「どう、手こずりそう？」と一言声を掛けたことから始まり、「そこがおかしいんじゃない？」「こうすればいいんじゃない？」と話し込むこと１時間以上。結局終電ギリギリに...というのが１つ。
　もう暖かいしこのコートも着ないな...と思ってたのに、ここ数日の異常な寒さに、ついお気に入りのコートを着て行ってしまったこと。
　あー、アレさえなければ...というマイナス思考要因だらけだったワケ。１日経って、身体的にも精神的にも立ち直りつつあります。心配してくださった方々、ありがとうございました。

　というわけで、今日は飲んで精神的にも完全に吹っ切ります！飛び込みの仕事とかで捕まらないよう、早めに会社を出て外苑前へ。予約した時間まで３０分以上あるので、ベルコモンズのカフェ DEAN&DELUCA でほっこり。ここのアイスチャイラテ、旨いす！




　今日のお店は がらり青山 。以前行った“黒糖焼酎と味噌”がコンセプトの がらり千駄ヶ谷 に対し、こちらは“芋焼酎と塩”。古民家を改築し、木の温もりが感じられるオサレなお店。案内された二階席からは、遠くに六本木ヒルズがチラリと見え、テーブルにはデフォルトで３種の塩が用意されている。



　千駄ヶ谷店は料理も絞り込んであり、バー的な感じだが、青山店はしっかり食事するのにも応えてくれるメニュー構成。こちら、お通しで出された トウモロコシの豆腐。プルンプルンのゼリー状で「いきなりデザート？」的な感じだったが、かなりツボでした。


　鮮魚系も力を入れてるようで、生簀のアジを活造りにしてもらう。縦に切った盛り付けがキレイで、プリップリ。活造りって冷蔵保存されてないから、いつもお刺身を食べたときの冷んやり感がナイ。あの人肌な生温かさって微妙。


　こちらは天豆の素焼き。旬の味をお好みの塩でいただく。ホクホクで旨～い。
　その他では、定番の塩豆腐、鰻のくりから焼き、地鶏の炭火焼き柚子胡椒風味（←たぶん名前は違う）など...。地鶏はレア気味な絶妙な火の通り具合でやわらか。柚子胡椒のソースにつゆダク状態なのだが、これが一番おいしかったかも。
　一通り気になる料理を食べるには、何度か足を運ぶ必要あり。どれ頼んでもおいしかったです。

さくらさく 総本店

　プロジェクトが一段落したので打ち上げを企画。同じプロジェクトで仕事をしてたメンバーの１人が、今月で退職することになり、有給消化に入ってしまうため急いで計画。週末金曜日でそこそこの人数、直前の予約とあって、何軒か良さげなお店を当たるが何処も一杯。なんとか予約がとれたのが、虎ノ門にある さくらさく 。
　このお店、実は神楽坂の行き着け つみき の姉妹店。前々から「虎ノ門にも来て下さい」と言われていて、今回初めての利用となりました。リーマンで一杯と聞いてたので、新橋系の七輪の煙り漂う店内を想像してたけど、OLさんもいてナカナカおしゃれなお店じゃないの～。で、まぁこっちのお店には顔なじみのスタッフは居ないしな...と思ってたら、いきなり社長の ariari さんがお出迎え。「あれ、今日はコッチのお店入ってるんですか！」「あ、予約のＳさんてＳさんだったんですか！」なんてやり取りをしつつ入店...。
　基本的には干物と銀シャリで、神楽坂のつみきと近いメニュー構成。とりあえず一番安いコースを頼んで、あとお好みで食べたいものを食べれば...なんて思ってたのに、一番安いコースが充実してて追加する必要がないくらい。特に１人１尾ずつ出てきたエボ鯛の一夜干しの旨いこと。食通の友人に「エボ鯛は頭も食べられるんですよ、これが酒に合うのよ」と聞いて、頭をバリバリッと...。うむ、硬い骨っぽい部分もなくおいしく食べられる。こりゃ良い事教えてもらったゾ。

　※ゴチソウサマ。

焼酎や 甕

　そういえば、先日友人の披露宴の後で連れて行ってもらったお店。新宿の 焼酎や 甕（かめ） というのだが、なかなか良いお店でした。“焼酎や”というだけあって、壁一面に並んだ焼酎の品揃えはお見事！それだけの数があっても、殆どは知っていたり飲んだことがあったりするのだが、中には知ってるけど実物を見るのは初めて、みたいな銘柄もあり眺めているだけで面白い。一緒に行ったメンバーは焼酎飲みが居なかったので、自分がみんなの好みを聞いてチョイスしてあげる焼酎アドバイザーとなるのでした。
　実は、このお店を「やるな」と思わせたのは、焼酎の品揃えではなく“お通し”。ホタルイカに添えられていたネギと酢味噌の和え物。このネギ味噌を肴にずっと飲んでいられそう。

ゑびす堂

　今日は自分の中で毎年恒例となっている目黒川の夜桜見物。数日前までの天気予報では水曜日から天気が回復となっていたのに、１６時前くらいから雷が鳴り大荒れの天気。そして、終いには雪に変わる始末。４月だってのにどんな天気よ。
　会社を出るころには何とか雨は上がっていたが、吐く息が白くなるほどの冷え込み。そんな天気のせいか、目黒川にくり出す人も例年とは違いまばらな感じ。桜はというと３分は散ってしまい、７分咲きといったところ。よーく見ると葉桜になってしまっているが、夜のライトアップの中では葉っぱは黒くなってしまうので、普通に見ていれば気にならない。川面には池尻大橋から続く３．５キロほどの桜並木で散った花びらが、途切れる事なく流れてゆく。

　さて、去年までだとこのまま中目黒で飲もうとして、花見客で混雑する中、どこも一杯で困るのだが、さすがに学びましたよ。花を見たら移動！桜の名所でも何でもないエリアに移動して飲めば良いのだ。
　てなワケで表参道に移動し、気になっていたお店 ゑびす堂 へ。ここは炙りシメ鯖などで有名な 汁べゑ の姉妹店。表参道から裏路地に入った住宅地の３階。通された席の窓の外にはナント桜が！ヤタ！ここでもお花見しながら飲めるジャン。
　お通しはシラスたっぷりサラダ。サラダ系っていつも注文しようか迷うところなので、お通しでサラダが出てくれると、迷う必要もなく別に１品注文できる感じで良いですね。さっそくオススメの 炙りシメ鯖を含むお造り４点盛り。活き蛸、初鰹、真鯛、この季節の真鯛ってことは桜鯛ってことかな、どれもおいしい。そして人気ナンバー１という豆腐チーズ。あったかバゲットに塗って食べるのだが、これが旨い！その他、特大海老チリマヨネーズ、黒糖そら豆などなど...。どれもおいしく、他にも食べたいメニューがたくさんあったので、それはまた次回にでも。