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自分の記録とでもいうか、単なる個人的な日記です。
裏とか言って何か秘密が書いてあるかというと、そんな事もないです。
ちょっとはあるけど...。
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 クリスマス、先日の冬至にも 100万人のキャンドルナイト が行われてましたが、キャンドルやランタンの灯りってのは、趣があって良いものです。ただし、これはあくまでも「電気を消して、スローな夜を楽しむ」というものであって、エコ活動ではありません。現在のロウソクの殆どは石油を原料とします。

 30Wの蛍光灯を使用した時に発生する二酸化炭素は一時間に10g
 1カンデラの蝋燭一本が発生させる二酸化炭素は一時間に15g

「電気を消してキャンドルを灯して、エコだわ」なんて思ってたら大間違い。素直に雰囲気を楽しむためと割り切りましょー。
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 環境問題第2弾、新聞の環境負荷について書いてみたいと思います。

 現在国内の新聞発行部数は6,900万部(2006年)。世帯数は5,000万くらいなので、各世帯に1部以上ということになります。
 紙に掛かる負荷を見ていくと、新聞紙生産量が377万トン(2006年)。新聞古紙回収率は145%(2006年)(広告を含むため100%を超える)。単純に発行部数といっても、広告を含む含まないがそれぞれ何部ずつかの情報がないので正確な環境負荷は求めづらい。新聞の古紙回収率は広告を含んでしまうため、純粋な新聞紙のみの回収率を測定するのも難しい。
 新聞紙の古紙利用率は50%、半分は新しい紙を使います。紙はリサイクルできるが、その度に劣化していくため一定量のバージンパルプを混ぜる必要がある。つまり新聞古紙回収率が100%になってもバージンパルプは必要であり、木材の消費はなくならない。

 これらを消費した木に換算すると、年間約1500万本、1日に4万本を必要とします。新聞は平均して1部=200g(広告込み350g)。日本で見慣れているスギを想定し、平均的な大きさとして直径22cm、高さ18m、体積0.23m3を用いて計算すると、年間377万トンの新聞紙を作るのに約3,000万本の木が必要。50%は古紙を再利用しているため、バージンパルプとして消費されるのは半分の1,500万本。1日あたり4万本の木が伐採されている。広告を含めた消費を考える場合は、これらの値を1.5倍くらいに考えれば良いので、1日あたり6万本の木が伐採されています。

 これら紙の原料とは別に、ご丁寧に宅配してくれる際の燃料、紙の製造、印刷、回収、リサイクルに掛かるエネルギーと相当なものです。新聞の勧誘を断るエネルギーも相当なものですw。
 新聞じゃなきゃ困るって人もいるでしょうが、ニュースはネットでもいいよって人はネットにしましょうね。
blog071111_1.jpg 公園で散歩。地面を埋め尽くすほどの大量のドングリ。

 モミジの赤とイチョウの黄色は、ちょっと違うらしい。紅葉で赤くなるのは、この時季に赤い色素の物質が葉っぱの中でつくられるため。
 それと違い、黄葉の黄色はもともと葉っぱが春から持っている色素。春から夏に掛けて光合成をしている間は、赤と青の光をエネルギーとして吸収しているため、残りの緑色が反射して見えている。この光合成をしていたクロロフィルが分解されてしまうと、黄色の色素を持ったカロチノイドが見えるようになるとか。
 ここで赤い色素をもったアントシアンという物質を作り出すものは、葉っぱが赤くなるらしいです。
blog071110_1.jpg たまには環境ネタでも。植物は二酸化炭素を吸って酸素を吐き出します。では森があれば、どんどん二酸化炭素を吸ってくれるかというと、そうではありません。CO2を吸収してOを吐き出してるのだからC(炭素)を体内に取り込んでるということ。実際は光合成により二酸化炭素と水(H2O)から炭水化物(CH2O)を作り出し、栄養分である窒素、リン、カリなどと合わさり葉や幹、根、花、実を作り出す。
 つまり、どんどん成長している植物は二酸化炭素を吸っているけど、成長しきった常緑樹などは、それほど二酸化炭素は吸ってくれない。

 では、散ってしまう花や葉っぱ、実、朽ちた幹はどうなるのか。これらを燃やすと二酸化炭素を発生します。植物を構成していた炭素と酸素が結びついて二酸化炭素に戻るワケです。「燃やすと環境によろしくない」そんなイメージがありますが、実は燃やさなくても一緒。腐葉土となり微生物に分解され土に還る過程で、炭素は酸素と結びつき二酸化炭素に戻ります。
 つまり、空気中から二酸化炭素、地中から水、窒素、リン、カリを吸収して体をつくり、最後は空気中に二酸化炭素を排出、水は蒸発、窒素、リン、カリは土へと還る。

 こうやって元素レベルで考えると分かりやすいが、成長過程で吸った二酸化炭素と、消滅時に排出する二酸化炭素の量は全く同じになる。大気中の二酸化炭素を吸って成長した植物を燃やしても、排出する二酸化炭素は吸ったぶんだけなので、プラスマイナスゼロであるというのが、カーボンニュートラルというもの(炭素的にプラマイゼロ)。
 これに対して、地中深くから掘り出した石油・石炭といった化石燃料は、大気中の炭素量を一方的に増やすことになる。CO2による地球温暖化ってのはこれが原因って事です。
blog071027_1.jpg 最近読んだ本、 日本再生のルール・ブック と スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 。どちらも、スウェーデンの環境問題への取り組みから、どうすれば良いかを学ぶ内容です。スウェーデンは世界一の環境先進国。ここ何ヶ月かマイブームの環境問題を勉強していて、行き着いた所がスウェーデンでした。
 北欧といえばインテリアや食器といったデザインの国というイメージだが、電気冷蔵庫、電気掃除機、コンピュータのマウスなど、日々お世話になっているものがスウェーデンで最初に作られたという事実。軽水炉型原子炉技術を独自に開発したのは、米・ソ・スウェーデンの3か国だけという、技術と発明の国だったりする。
 これから、たまに日記にもエコねたを書いていこうかな、と思います。

 レグザ直りました!台風の中来てくれた修理やさん、ありがとう。
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