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自分の記録とでもいうか、単なる個人的な日記です。
裏とか言って何か秘密が書いてあるかというと、そんな事もないです。
ちょっとはあるけど...。
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 環境問題第2弾、新聞の環境負荷について書いてみたいと思います。

 現在国内の新聞発行部数は6,900万部(2006年)。世帯数は5,000万くらいなので、各世帯に1部以上ということになります。
 紙に掛かる負荷を見ていくと、新聞紙生産量が377万トン(2006年)。新聞古紙回収率は145%(2006年)(広告を含むため100%を超える)。単純に発行部数といっても、広告を含む含まないがそれぞれ何部ずつかの情報がないので正確な環境負荷は求めづらい。新聞の古紙回収率は広告を含んでしまうため、純粋な新聞紙のみの回収率を測定するのも難しい。
 新聞紙の古紙利用率は50%、半分は新しい紙を使います。紙はリサイクルできるが、その度に劣化していくため一定量のバージンパルプを混ぜる必要がある。つまり新聞古紙回収率が100%になってもバージンパルプは必要であり、木材の消費はなくならない。

 これらを消費した木に換算すると、年間約1500万本、1日に4万本を必要とします。新聞は平均して1部=200g(広告込み350g)。日本で見慣れているスギを想定し、平均的な大きさとして直径22cm、高さ18m、体積0.23m3を用いて計算すると、年間377万トンの新聞紙を作るのに約3,000万本の木が必要。50%は古紙を再利用しているため、バージンパルプとして消費されるのは半分の1,500万本。1日あたり4万本の木が伐採されている。広告を含めた消費を考える場合は、これらの値を1.5倍くらいに考えれば良いので、1日あたり6万本の木が伐採されています。

 これら紙の原料とは別に、ご丁寧に宅配してくれる際の燃料、紙の製造、印刷、回収、リサイクルに掛かるエネルギーと相当なものです。新聞の勧誘を断るエネルギーも相当なものですw。
 新聞じゃなきゃ困るって人もいるでしょうが、ニュースはネットでもいいよって人はネットにしましょうね。
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