
9:00 雨なので遅い出発。昨日は親切な管理人さんの粋なはからいで、雨の中快適な一夜を過ごす。周りに何もない林の中で電気も自家発電しかなく、旅行中一番ワイルドなキャンプ場。夜は林の暗闇がかなり不気味だったけど、朝モヤの中、大きな水鳥がすぐ近くで食事をしていたりと、とても良いキャンプ場でした。管理されたのよりこういうほうが好きですね。今日は網走を抜け数日後に世界遺産登録を控えた知床へ向かいます。

まずはサロマ湖の向こう側、細〜い陸の部分にある「ワッカ原生花園」。今がシーズンのエゾスカシユリが一面に満開。犬も歩いて良いとのことでアッシュも一緒に遊歩道を散歩。
その後網走へ入り「小清水原生花園」へ。ドライブインの周りよりも、向かう途中の道路脇に満開に咲いていた黄色いエゾキスゲがキレイ。

いよいよ知床半島へ突入。この辺からは普通にエゾシカが居る。最初はシカだぁーと珍しがったが、奥へ行けば行くほどそこいらじゅうで見ることができる。この春生まれたばかりの小鹿を連れた親子も多い。

斜里とウトロの間にあるオシンコシンの滝。知床最大の美しい滝との事だが、天気もイマイチだし、駐車場のすぐ脇にあったりと、何かありがたみに欠けるな。。やはり延々歩いた先に「おぉ〜!」みたいな演出も大事。

ウトロの町に到着。まずは腹ごしらえ、鮭とイクラの親子丼。イクラがおいしいのはもちろんのこと、鮭は「ときしらず」でタレが掛かって軽くヅケ状態、最高です。鮭は普通4年後の秋に戻ってきて産卵するのだが、若くして時期ハズレに獲れた丸々太った脂の乗ったものを「ときしらず」と言うらしい。
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