大型タープ

　北海道旅行に備えて大型タープを購入、キャンプ３年目にしてようやく踏み切りました。スノーピークのシールド・ヘキサのＬサイズ。大型タープで検討するとやはりコレがベストチョイスではないかと。これで夏の日差しと雨は避けられるかな。タープはスペースを必要とするから区画サイトでは使いづらいけど、タープもテントも大小２つずつあるので、条件に合わせてバリエーションを色々と考えられそう。

大歩危・小歩危・かずら橋−八王子

　昨日Ｍさん宅に行った時にカミさんがココの顔をトリミングすると、なんとアッシュそっくりに（写真）。自分の子供だとわからないのか、ココに対して唸っていたルティカも一晩一緒に居て少しは慣れた様子。今日はＭさんに案内していただき吉野川の上流部を目指します。

　井川池田ICを出ると岡山のしーちゃんが瀬戸大橋を渡り会いに来てくれていた。これでゴルカブ３台、プチ四国オフとなりました。５月の全国オフは仕事が忙しく欠席したので約一年ぶり、しーちゃんの車は車高調サスが着きローダウンしてカッコよい。

　３台連なり一路「かずら橋」へ。美しい渓谷に渡した吊り橋、ツルを編んだ手すりと角材を渡した足場でできているが、よく見ると縄風にデザインしたワイヤーが渡してあるので落ちる心配はなさそう。しかし、３０ｃｍほどの足が抜けるくらいの間隔で足場が渡してあるため、絶対に下を見てしまう。下を見るとヤハリ怖い、ほぼ全員自然と腰が引けている。途中男の子が来てわざと揺らし、カミさんマジギレして怒る。確かにカメラやバッグ、ウチの場合犬なんかを持っていて、もしバランスを崩しても自由に手が使えないというのは結構怖い。何も持たずに両手が開いている子供とは違うのだ。

　駐車場横のお店で祖谷そばを食べ、大歩危渓谷を遊覧船で観光。船から見上げる山や岩肌は迫力があり、水もキレイでとても気持ち良い。観光気分満喫です。これにて四国の旅も終了。再会を約束しみなさんとはここでお別れ。

　帰りは鳴門大橋、明石大橋を堪能しながら淡路島経由で四国を後に。そしてこれまた行きとは違い中央道で八王子まで。ただ帰るだけだけど、違う道を通るとちょっと新鮮な気分。鳴門大橋では渦潮が見れたし、明石大橋はライトアップされていた。神戸あたりですぐ前で事故があり暫く動けなかったりしたけど、実際走ってた時間は、井川池田ＩＣから八王子まで９時間くらいでしょうか。途中150〜160で引っ張ってくれるペースメーカーが居たから結構早く着きました。

さぬき−鳴門・阿南

　３日目、6:00 に彦根を出発。山陽道を通り瀬戸大橋から四国入り。瀬戸大橋は本当に大きくて迫力満点、瀬戸内の島々のすばらしい景色を見ながら、しばし低速走行。10:00 「やまうちうどん」に到着。800軒もあるという讃岐うどん屋さんの中で選んだのはここ。前日Ｐ家からの情報によると、知り合いの中では「やまうち」の味が好みという人が多いらしい。暑かったので、冷や麺、冷やつゆの「ひやひや」にイカゲソ天をトッピングしていただく。つゆはカツオ出汁、関西は昆布というイメージがあるけど、土佐のカツオというのもあるし、四国はカツオなんでしょうか。麺がツルツル、シコシコでおいしい。が、都内でもトッピングなど同じシステムの讃岐うどん屋さんもあり、さすが本場というそこまでの違いが感じられなかったのが正直なところ。

　その後、ウチで生まれた子犬ココの飼い主Ｍさんと鳴門で落ち合う。２ヶ月半ぶりのココはまだまだ子供だけどスクスクと成長している。顔は一切トリミングしていないとのことでモシャモシャでした。とりあえずお昼時なので、おいしい鮮魚が食べられる「びんび屋」へ。刺身も捨てがたかったけど、オコゼのから揚げ（写真）を注文。ポン酢との相性もよくカラッと揚がっているので、骨からヒレからパリパリと食す。

　昼食後、鳴門公園から鳴門大橋の下側に作られた「渦の道」を歩く事１０分。渦潮の見えるポイントに到着。景色も良く水もキレイで、床がガラス張りになっている所があったり楽しめるのだが、肝心の渦潮の上までは行けずに遠くからチラリ見える程度（写真）。上まで行けてしまうと遊覧船に乗る人が減ってしまうからではとの憶測。

　とりあえず「うどん」と「うず潮」という、四国行ったらこれだけはと思っていた観光も済ませ、神山森林公園にて、更なる四国の犬友達２人も交えて犬オフを楽しむ。夜になりＭさん宅におじゃまし、車の話、犬の話などなど楽しいひと時。今日の宿泊先はＭさんの計らいで徳島市内の徳島プリンスホテル「トクプリ」。なんでも弟さんがホテルマンだそうで...、庭先にテントで良かったのに恐縮です。ヨットハーバーを一望できる素敵な部屋で熟睡できました。

伊勢−近江・彦根

　２日目、すっかり雨も上がり気持ちの良い朝。キャンプ場の周りはカキの養殖場になっていて、いろんな水鳥も見られる。早朝は風もなく波のない水面へ映りこむ景色が美しい。向こう岸には志摩スペイン村が見える（写真１）。

　今回は雨の中で宿泊するだけのサイトという事もあり、ちびテントにちびタープ、コットのみという必要最低限の設営。これなら雨撤収になっても比較的簡単に済む。北海道の予行練習としても良い経験に。

　撤収を済ませるとキャンプ場を後にして伊勢神宮へ。すっかり良い天気になり、暑さで人も犬もバテ気味。一番の見所と思われる入り口の橋を渡る（写真）。内宮まではかなり歩くらしく、戻ってくる人のツラそうな表情を見て「もういいんじゃない？そろそろ戻ろうか」と100mほど進んだ所で相談していると。係りのオジサンが来て持っているカバンを覗き込むようにして「中に犬入ってますか？ペット預かり所があるので預けてください」とのこと。なんとなく入ってきてしまったが、ペットはダメだったみたい。ちょうど良いので謝って引き返すことにする。

　伊勢神宮から続くおみやげ屋さんなどが並ぶ「おかげ横丁」を物色。あの「赤福」の本店もあり（写真）その場で買って食べる。後で聞いたのだが、赤福をトッピングしたかき氷が、ここでしか食べられないレアものだったらしい、食べれば良かった...。

　その後、夫婦岩を見たりと観光気分を味わい、すっかり長居してしまったので、予定していた名古屋での買い物は中止。そのまま鈴鹿を越えて今日の宿泊地、琵琶湖のほとり滋賀の彦根を目指す。途中、近江温泉で日帰り入浴。かなり古びたホテルに隣接した「本当に営業してるの？」といった岩風呂だったが、ちょっとヌルっとした感じで好みの湯でした。

　彦根では、東京から引っ越した犬＆キャンプ友達のＰ家にお世話になることに。高い塀に囲まれた古い木造の一軒家、骨董品の飾り箪笥などもイロイロあり、アンティークにこだわるととっても楽しそうなお家でした。牛刺しや鳥鍋などでもてなしてもらい、鳥羽の漁協センターで買っていったアワビ、車えび、カキの燻製なども合わせて楽しい晩餐。明日の四国や、北海道の情報を教えてもらう。食後にはホタルを見にお出かけ。台風の影響もあり、去年に比べ数が少ないとのことだが、体の大きいゲンジホタルだけあって光も大きく見応えありでした。

厚木−鳥羽・志摩

　3:00 曇り、四国へ向け出発。平日深夜ということもあり、スイスイと30分ほどで厚木ICから東名へ。走っているのはトラックばかり、覆面ぽいセダンなんて殆ど見かけず、追い越す時の運転手チェックも必要なし。ガンガン飛ばしたいところだが、ニュータイヤの慣らし運転中、沼津あたりまでは時速100キロ程度と抑えておく。静岡に入る頃には東の空が明るくなり始め、雨が降り出す。フロントガラスに塗っておいたガラコが威力を発揮、ノンワイパーで視界良好。２時間半ほどで小雨振る浜名湖SAに到着（写真１）。残念ながら 5:30ではレストラン開店前なので、うな重は食べられず。

　引き続き名古屋を抜け三重県へ。相変わらずの雨の中、ニュータイヤはなかなか良い感じ。溝も深いというのもあるが濡れた路面でもしっかりした接地感、固めだが結構静かな乗り心地。安いほうにして正解だったな。

　9:00 予定どおり開館時間に合わせて鳥羽水族館に到着。外は雨だが中に入ってしまえば関係無し。午後雨が上がるのを期待しつつ入館。ケージに入れておけばペットの入館もOKです。海水魚を飼っていたこともあり水族館はイロイロ行っているが、ここは規模としては大きいけど、飼育している生き物が結構地味な印象。一般の方には物足りないかも。でもウチらは、ジュゴンやウミガメの居るキレイな水槽を見ながらも「あのロクセン（ヤッコ）デカいなー」、「サザナミ（ヤッコ）もデカいよー」などとマニアックな会話...。それなりに楽しめたのでした。

　その後、志摩方面へ南下し今日の宿泊地エバーグレイズキャンプ場へ到着。このエリアでは数少ないペットOKのキャンプ場で、ドッグランやペット用プールまであったりする。平日の雨の中で他にキャンプする人などなく貸切状態。夜食は途中「道の駅」で買った伊勢エビと大アサリを炭火で焼き焼き。明日は晴れるといいなー。