武井くん

　あたり前のように全部出勤だけど、巷ではGWに突入。行き付けのキャンプ場もこの時期からシーズン開始で、友達も一緒ということでカミさんも一人でキャンプに行く事に。高原なので、まだまだ夜は氷点下近くまで冷え込むだろうから、バルコニーでヒーターの使い方をレクチャー。ウチがキャンプで使っているのは、武井バーナーのパープルストーブ３０１、通称「武井くん」。下町葛飾区の職人さんが作るこだわりの一品で、数あるヒーターの中でも一番暖かいのでは...。ガスカートリッジやガソリンが主流のなか、昔ながらの灯油を燃料に使用します。他の燃料が気化しやすく引火温度も低いのに比べ、灯油は４０度以上にならないと燃えません。そのぶんプレヒートという予熱をしたり、ポンピングをしてエアーを圧縮したりといろいろ手間がかかります。これをちゃんと完全燃焼させて上手に使いこなせるまでは、何回も火柱を上げたもんです。コレだけ便利なアウトドアグッズがたくさんあるなか、ある意味灯油ものはアンティークなので、面倒な工程だったり、分解して手入れをしたり、そんなのが楽しかったりします。



　※一番上に乗ってるのはＤＩＹの五徳、暖を取りながら、上にヤカンや鍋を乗せられるように作ってみました。ゆたんぽなんかもこの上ですぐに沸騰します。